Serendipity【イタリア 編】 英語が話せると世界はもっともっと素敵なことだらけ!

Serendipity: the occurrence and development of events by chance in a happy or beneficial way.

コロナ禍のイタリア渡航 【2020年7月1日渡航 成田空港】 イタリア隔離生活7日目

こんにちは!

ようやっとフリウリヴェネツィアジュリアでの自主隔離生活も7日目、明日からようやっと折り返しです♪

念願の娘と会える日も近づいてきました!

私が日本から渡航してきたことは滞在先の管轄の保健所に連絡必須でしたので伝えてあるのですが、毎朝体調をうかがって電話をいただいています。

そして14日間の後には訪れて来てくださるそう。遠いアジアから来た外国人にここまで手間をかけてもらいすみません。という気もします。

そしてさらに、今現在滞在しているアパートの住人にも保健所から私が隔離中であることが通達されています。(あくまで感染者と同じ扱いですね。)なんだか大ごとで申し訳ない。

それもそのはず、今ここフリウリでは1日の感染者の数がとても少ないのです。なので何が何でも感染拡大を阻止したいのでしょう。

こうなると私も、絶対一歩も外には出ない!と思い、ゴミ出しも人に頼み出ていません。

何せ今や気づけばものすごい感染者数が出ている東京から飛行機に乗って来てしまったので…。

 

 

さてイタリアまでの渡航を振り返りたいと思います。

今回は成田空港の様子です。

今回私は

伊丹ー羽田ー成田ードーハーローマーヴェネツィア

と移動したのですが、所要時間は 

36時間!

これは記録的な時間です。

それだけ飛行機が今まだ全然飛んでいない。ということですね。

確かに今14日間全く家から出られない生活を経てまで(本当に大変!)海外に行かなければ、という緊急性のある方はなかなかいませんよね

 

今回の渡航では、当たり前ですが、どこの空港も人が少ない!というのが受けた印象でしたが、一番衝撃的だったのはやはり成田空港でしょうか。

私は関西の人間ですので成田を使うことはほぼ無いのですが、まるで廃墟のようで正直少し怖かったです。

お店も閉まっていますし、人がおらずガラガラで暗い雰囲気…でした。

そして何が普段と圧倒的に違うかと言うと、乗客として空港にいるのが外国人ばかり。ということでしょうか。

まるで日本ではないみたいでした。なのに働いている人は日本人。不思議な光景です。

特に私が乗ったカタール航空は現在数少ない、日本からドーハを経由し色んなヨーロッパの国の空港とつないでいるルートを飛んでいる航空会社なため、ドーハ経由で海外へ行く(戻る?)外国の方ばかりだったようです。

雰囲気としてはまるですでにドーハにいるようです。聞こえる声も外国語。アナウンスも外国語。日本人の乗客は見当たりませんでした。

私が成田でこちらの便に乗った時のdeparture掲示板ですが、こんな感じ。

ほぼほぼ飛行機は飛んでいませんでした!欠航が並んでいます。

 

f:id:tomokotosango:20200709181738j:plain

飛んでるのはカタール航空だけ?!

 

チェックイン時、カウンターでは搭乗する乗客の渡航許可を確認しているため一人一人にかかる時間が長く、それなりに列ができていました。

私の場合は航空券の予約時点で渡航許可を申請するための書類をカタール航空に送っていたため問題ありませんでしたが、なんだかもめている人たちもちらほらいました。(理由は分かりません。)

出国カウンター自体、カタール航空以外の航空会社のカウンターは開いていないので薄暗く、カタール航空のチェックインカウンターだけでが明かりがついていて明るい感じなのですが、広い空港のそこだけに人が並び、やり取りしている様子はすごく異様でした

 

f:id:tomokotosango:20200709181939j:plain

乗客はみんな飲食時以外ずっとフェースシールド着用

ちなみに伊丹ー羽田の便は国内線だから緩いのでしょうか…。出張で移動されてる方達、搭乗時や降りる際並ぶ時も距離が近い…!羽田空港でも大阪とは違う人との距離感に(近い!)恐怖を感じました。

やはり大阪の感染者数の少なさは偶然ではなく、みんなの努力の賜物だったのかな、と東京に来てみて思いました。

今回の渡航で一番感染リスクが高そうと感じたのはどこよりも日本の国内線と羽田空港でした。