Serendipity【イタリア 編】 英語が話せると世界はもっともっと素敵なことだらけ!

Serendipity: the occurrence and development of events by chance in a happy or beneficial way.

コロナ禍のイタリア渡航 【2020年7月1日渡航までの準備】

こんにちは!
とうとうイタリアへ渡航できました!!

 

日本にいる間はたくさんのお友達から心配して連絡をいただきました...。本当、友達ってありがたいですね。

 

ひとまず現在のイタリア渡航の情報を探している方が多いようですので発信しておこうと思います。ただ、あくまで私が経験したことは6月の出来事です。7月1日から渡航制限緩和も発表されていますし、状況は常に変わっていると思います。それを踏まえて下さいね。

 

20207月のイタリア渡航までにしたこと

6月半ば

在大阪イタリア領事館へ連絡

カタール航空のチケット予約

6月末

滞在先確保

保健所に連絡

アリタリアのチケット予約

 

本来4月から一年間イタリアへ行くように段取りしていたのが延期になり意気消沈していました。

その後2ヶ月が過ぎた6月になり、7月の娘の誕生日に向け、もういい加減娘に会いに行くために渡航しなければ!と思いすぐさま行動に移すことに!

まずは在大阪イタリア領事館にメールにて問い合わせをしました。

そうすると、行けるとも行けないとも取れる微妙な内容のお返事が。

私はイタリアに家族がいるのですが、同居するわけではありません、(とても稀な例だと思います。)現地で通う予定の学校のビザで滞在許可証を得ようとしていましたが、通学ビザでは渡航はまだ無理なようなご回答。ただし家族であれば渡航可能。

そして頂いたメールの締めくくりは、

’’入国が認められないリスクがあるあいだは渡航を見合わせ、正式に入国制限が緩和されてから渡航されることをおすすめいたします。’’

あー。やっぱりそうか!

おすすめ

おすすめされたくないおすすめ

 

ところがそれから間も無く日本にいるイタリア通のお友達から、彼女のお知り合いの方がすでに5月にイタリアに渡航したとの情報を得たのです。

え!これはもしかして希望あり?!

詳しくお話を伺うと、

①今年3月からの留学6ヶ月のビザを所持されている。(ビザ取得後渡航できていないため滞在許可証はまだお持ちではない)

②パートナーの男性がイタリア国籍およびイタリア在住。現在ご懐妊されており渡航後ご結婚される予定。

という状況のもと渡航できた。とのこと。

これを基準に考えると、私の場合は

1年のビザ期間で滞在許可証手続きにおいても同じ状況。

②イタリア在住の別居期間中の夫と娘がイタリア国籍。

という訳でこれは行けるだろう。と思いました!

 

そしてすぐに4月渡航するはずだった復路便フライトがキャンセルになったカタール航空に連絡。

現在関西空港からカタール航空は飛んでいないため、回り道ですが、伊丹ー羽田ー成田ードーハーローマでイタリアまで飛ぶことになりました。

でも渡航時間が長いことなんて全然平気!

とにもかくにも娘に会いたい!イタリアへ行きたい!

私が予約した6月の時点では予約に渡航許可が必要とのことで、フライト2日前までイタリアの入国管理局に提出する書類をカタール航空に送り、許可してもらうというプロセスが続きました。

時間がものすごくかかったのは、私からカタール航空東京オフィスに送ったものはその後ローマオフィスへ送られそこで今度は入国管理局に連絡をとるというややこしいことがなされていたからの様です。それに加え時差もあり、こちらが営業中は向こうがまだ閉まっている。向こうが開くと日本が営業終了しているという始末。返答が返ってくる時にはまた同じ道を辿り戻ってくるためやたら時間がかかるのですよね。

 

折しもEUが日本からの渡航規制の緩和を出すかどうかはっきりしないそのさなか。ヤキモキ、ヤキモキする中カタールオフィスの方に名前を覚えてもらうほど書類に関するやり取りを続けなければなりませんでした。

 

結果イタリア国籍の家族がイタリアにいるとのことで搭乗OKとなったわけですが、OKの連絡が来るまではどうなることやらと思うと胃が痛くなりました。

しかも渡航許可の確認がフライトの2日前に来てやっとそこからバタバタと用意を始めたため結局娘に持って来ようと思っていた日本のものをいくつか忘れてしまいました。

ごめん!娘

 

f:id:tomokotosango:20200704180038j:plain

もうすぐ16歳

 

でも行けるだけでもありがたい!行けると分かればもう胃の痛みも吹っ飛びます!そして今度は隔離期間中の滞在先確保。

ローマにいる娘はおじいちゃん、おばあちゃん達と暮らしているため感染を避けるためそこへはすぐ行かず私は一人で隔離生活のできるフリウリに行くことに。

私が家族のところへ行くとそこに住む家族全員まで隔離対象となるとのことで、全員家から出られなくなります。

なのでどこか隔離用滞在先を借りる必要があります。

家から一歩も出ずに2週間もの隔離生活となると手助けしてくれる知り合いがいなければほぼ無理だと思います。

隔離中滞在するフリウリのアパートは以前も借りたことのある短期滞在用アパート。

ありがたいことにオーナーの方が隔離滞在をOKしてくれたのです。(しかも現在観光客がいないからと以前借りた時のレントの半額!)また現地には快く世話してくれる知り合いがおり、空港まで迎えに来てくれたり隔離期間中も代わりに買い物に行って必要なものを届けてくれたりなんやかんやと助けてくます。私が来る前に保健所に連絡をしたり、空港へ迎えに行っても良いのかと許可を取ってくれたりと段取りもしてくれました。本当にありがたいです。

 

というわけでアパートも決まったところでローマーベネツィアの国内線も予約。

隔離期間中もちろん公共の交通機関は使えませんが、ローマからの国内線の乗り継ぎはOKでした。

 

さぁ出発!

 

こちらは私が滞在しているフリウリの保健所から届いたメールです。隔離中の注意事項とゴミの出し方です。

f:id:tomokotosango:20200704175352j:plain

隔離中の注意事項

f:id:tomokotosango:20200704175409j:plain

ゴミ出しの指示