Serendipity【イタリア 編】 英語が話せると世界はもっともっと素敵なことだらけ!

Serendipity: the occurrence and development of events by chance in a happy or beneficial way.

ファッションの国イタリアでの贈り物

皆さんはプレゼントにお洋服をもらったことがありますか?

え?服をプレゼント?気に入らなかったらどうするの?!

と思われる方もきっと多いと思います。

洋服って好みもありますし、相手に気に入ってもらえないかもしれない、と思うと日本ではよほど気心の知れた相手でもない限り避ける傾向にある気がします。

日本では相手に喜んでもらえることを第一優先に考えて人に何かを差し上げる、という気持ちがとても重んじられますよね。

 

イタリアでは贈り物で洋服や身に付ける物を頂くことがとても多いです。

実際私も毎回イタリアに行くたびに何かしら身につける物をもらっています。

子どもにも大人にも服やアクセサリーを贈る習慣があるようなのです。

うーん。ファッションの国イタリア。

とは言えやはりファッショナブルな国だからこそ、個々の洋服の好みやこだわりはある意味日本人より強いのでは。とも思います。

ということはきっと貰って困るものも中にはあると思うのですよね。

 

イタリア人の元夫の妹とはもうかれこれ17年今でも友達のように付き合っているのですが、彼女からもまた元夫のお母さんからもプレゼントで頂くのはお洋服や下着です。水着をもらったこともあります。

彼女は私と同い年で体型も同じなのと、彼女のセンスはとても良こともありプレゼントはいつも素敵なものでとても気に入っています。

特にイタリアの下着はデザインが繊細で素敵なものが多くむしろ嬉しい贈り物のひとつです。

 

が、一度だけこれは日本では着られない。という服がありました。

私のことを知っている友達であれば、え、あなたでも着ないものってどんなもの??と思われるであろうと思うのですが、実際私は日本でも比較的何でも着ます。

その私が着なかったのは、同じ布で作られたスカーフ付きのショッキングピンクのオーガンジー素材のノースリーブでした

服自体はとても良いものなのですが、ちょっと私のイメージではない服でした。(きっと彼女の方が似合うでしょう。)

私もヨーロッパにいれば着ていたかも。だけどこれだけは日本ではその服が日本の景観とは合わなさ過ぎというか、どうも着られませんでした。

 

また、これは個人差があるかもしれないのですが、貰った服をまたその人の前で身につける、ということもするのです。

実際私があげた服も彼女は必ず次会う時に着てくれています。私も頂いて嬉しかったものは彼女と会う時に必ず着るようにしています。これで彼女からのプレゼントを気に入って喜んでいることを知ってもらえるといいな。とも思います。

ただ、気に入らなかった場合はどうしたら良いのでしょう。

とここで日本的な考えが出てしまいます。

 

続く。

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