生活感のない生活中
こんにちは!
今イタリアにいます。
まず滞在したのがairbnbの家だったためか最初は引っ越してきた感をあまり感じませんでした。洗濯もしていませんでしたしシーツの取り換えもホストがしてくれていました。
また、朝食以外はほとんど外食をしていたのでそのせいもあります。
このairbnbの宿はゲートがリモコンで開けられたり、庭や部屋が広々としているところがとても良かったのですが…。
料理をするには致命的な問題があったのです。
食洗機やオーブンまであるのに…。なんと包丁がありませんでした!なぜ?!
近くのスーパーでも包丁は売っていなかったため、硬い野菜を切るような調理はできなかったんです。普通の食事をする時用のナイフを使って切るとなるとブロッコリーまででした。(というかブロッコリーはちぎったと言った方が正しいです)
やはり外食を続けると本当にお金がかかりますね。
日本でもよく外食をしていましたが、なんだか日本の方が割安だった気がします。
というより、イタリアでは自炊すると打って変わって安く済むんです。ですので外食でかかる金額とのギャップが大きい気がします。
日本ではスーパーで野菜や肉を買うとイタリアほど安くありません。ちょっと買い物をしても2、3千円します。(こちらだと同じようなちょっとした買い物でかかるのは千円ちょっとです。)
ですので外食をしてもさほど贅沢をしている感覚は湧きにくいところが私にはありました。
でもこちらではすごく無駄使いをしている気がしてきて、なるべく自炊しようと思うようになりました!
1週間過ごしたairbnbの宿からマンスリーアパートに移ると徐々にですが生活をしている感覚にもなってきました。
アパート自体は40㎡のmonolocaleといって日本でいうワンルームなのですが、生活に必要なものは台所にオーブンがないことを除けば全てあります。(でもなぜか食洗機あり。自分でお皿洗うから同じスペースにオーブン入れて欲しかった!)
ここに移って自分の好きな時に洗濯をしたり買い出しに出かけたりと思うような生活ができるようになりました。
このアパートの場所はイタリアでいうCentro storicoという場所にあるのですが、その街の古くからある一番の中心地になります。こういう場所は車が入れないため周りは穏やかでとても過ごし良いです。
そして何より今は車がないため歩いてどこにでも行けるこの場所での生活はとても快適です。
そしてとても綺麗!!昔からの雰囲気が残っています。
こういった景色の中歩いていると本当に幸せです。
ところでこんな古めかしい建物ですが、建物の中では超現代的な生活が行われているのですよね。そこもまた良いです!現に私が滞在しているアパートも壁の中に暖房が入っているため、温度設定をするだけで室内は常に暖かいです。部屋もかなりモダンです。
スーパーへ行ったり家で洗濯したり仕事をしたりとなんとなく落ち着いた生活が始まったのも束の間、今は娘の住むローマのおばあちゃんの家に来ています。
もちろんおばあちゃんの家では完全にお客さん生活です…。
飛行機での出会い
皆さんは旅先までの飛行機の中、どのように時間を過ごしていますか?
一人旅で、しかも長距離のフライトとなると、時間を潰すのが大変ですよね。
私はヨーロッパまでの10時間以上のフライトだと映画を3本くらい観ているでしょうか。以前は、普段から旅先に文庫本を持って行っていたため飛行機の中でも読んでいたのですが、今は機内に持ち込んでも疲れからか読む気になれず持ち込むこともやめました。
それ以外の時間はほぼほぼ頭からスカーフを被って顔を見えないようにし、さらにマスク、アイマスクをつけたかなり怪しい姿で寝ています。
最近は怪しい姿を躊躇することもなくなり、先日の飛行機の中では目の下にクマに貼るマスクや足裏に貼るデトックスシートをつけて寝ていました。この足裏のシートはかなりオススメです!これを貼っていたことで脚が疲れませんでした。
ところで一人旅って、少し寂しい時もありますが人と知り合いやすいというメリットもあるんですよね。
誰かと一緒に旅行するとどうしてもその人と一緒に行動することで周りの人とコンタクトをとる機会が減ってしまいますし、深く話をすることもありません。
ところが一人だと時間も寂しさもあり、どんどん人に話しかけていきます。
実はこれまで一人で旅行へ行く度に飛行機の中で友達が出来ました。
大体2人掛けの座席で隣にあわせた人です。
3人掛けの座席に座ると、よほど空いていない限り横にいる人達は二人連れの方になるので、3人掛けで友達になるほどよく話した人はあまりいません。
先日もバンコクからフランクフルトへの便で面白い人と知り合いました。
この日はボーディングの時間が早まっていたことに気づかず空港でのんびりご飯を食べたりブラブラしていた為搭乗したのがほぼ最後になりました。
座席指定をしていた自分の席を見ると誰かが座っていたので、空いていたすぐ近くの二人掛けの席の通路側に座りました。
恐らくこの席は本来私の席に座っていた人の席だと思うのですが、空いていた席の方が一番前方の席で脚を伸ばせるし快適なのでそっちに座っていました。
すると、その様子を見ていた隣の席の30代後半から40代前半?くらいの男性がクスクス笑って、「ラッキーだったね!こっちの席の方がいいもんね。」と話しかけてきました。「うん、うん!私もすごくラッキーだと思う!」
その後は夜中の便だったこともあり、その人とは話もせず、アイマスクを貼って寝たり、映画を見たりしていました。
それから、一番前の真ん中エリアの席には赤ちゃん用のベッドを取り付けられることから私の席の斜め前には赤ちゃん連れの方達がいたのですが、奥さんが寝ている間甲斐甲斐しく子供の世話をしている若いイタリア人のお父さんと話をしました。
私もタイに以前住んでいた為、タイ人女性と結婚されタイで暮らしているイタリア人と話すのは楽しかったです。彼も私が以前住んでいた島に訪れたことがあり、タイの島の話や国際結婚、海外での子育ての話で盛り上がりました。赤ちゃんもイタリア人とタイ人のハーフなので、なんだか娘が赤ちゃんだった時のことを思い出すこともできました。
そろそろあと1時間でフランクフルトに着くという頃、隣の人に
「やっと着くね!あと1時間だー!」というと、
本当だね、やっとだね!と言う返事から、初めてそこでその方と色々な話が始まりました。
どうしてよくタイに行っているのかだとか、その人のお仕事の話だとか、聞くとフランス人だったのですが彼の住んでいるボルドーのことだとかを話してくれたり、私の方もなぜイタリアに行くかや、これまで経験した旅の話やタイでの暮らしの話をしました。
彼は色々な国で宝石の写真やビデオを撮る仕事をしているそうで、特に原石のある東南アジアやアフリカをいつも訪れているそうです。
こんなに話をするのが楽しい人だったのであればもっと早く色々話したかったなぁと思いました。
フランクフルトでお互い乗り換えだったのですが、自分が利用しているラウンジにおいでよと招待してくれたため次のフライトまで朝ご飯を食べながらまた話をしました。
そこで彼の撮った写真などを見せてもらったのですが、その時に
あー、タイに行き慣れている人と話をするのは楽だし楽しいなぁ。
とつくづく思いました。
タイに長期で旅された方はご存知だと思うのですが、タイには不思議な空気感があります。
そこで出会う外国人とはすぐ仲良くなれるのです。なぜだかははっきりと分からないのですが、世界に生きている。といった感覚の、人とのバウンダリーがあまり無い人が多いからかな。と勝手に思っています。
ですのでイタリア人のお父さんにしろ、このフランス人の方にしろ気さくに人に接するのでしょう。その結果私も超気さくな人間なため話が盛り上がるのだと思います。
フランス人の彼とは、また偶然同じ時期タイにいたら会おう。もしそれが無理でも世界のどこかでまた会えるかもね。と言い連絡先を交換しました。
こうやって行く先々で色々な人と知り合うことでまた視野が広がったり色んな見聞を広げられるととても楽しいです。
皆さんも飛行機で退屈な時には是非隣の席の人に話しかけてみて下さい。
もしかするととても楽しい話になるかもしれないですよ♪
イタリアまでの航空券
皆さんは旅行先への航空券をどのように購入されていますか?
今は航空券とホテルを一緒に予約すると割引きされるエクスペディアような便利なBookingサイトもありますね。
私はホテルではなくどちらかというと滞在のために必要なキッチンやリビングルームのあるアパートや家を好むためエクスべディアでの予約はあまりしていません。
最近はBooking.comでもairbnb的な宿がたくさんあるため滞在先はBooking.comで自分好みの宿を探すことが多いです。
航空券の方はというと直接航空会社のサイトから予約をしています。
と言っても特定の航空会社のマイレージを貯めるためではありません。
私はなるべく安くで短時間のフライトを利用したいと思っているので、かなり価格リサーチをしています。その結果納得の行く航空会社の航空券を購入するため結果的に航空会社のサイトから予約することになります。
例えばイタリア行きの場合ですが、大阪からのイタリアへの直行便はありません。
ですので必ずどこかで乗り継ぐ必要があります。
ここ最近は韓国のアシアナ航空の大阪→ソウル→ローマ便が比較的乗り継ぎの時間が短く安かったので利用していました。
前回イタリアへ行った時にもやはりアシアナ航空でローマまで行き、そこからアリタリアの国内便でヴェネツィアまで行きました。
ただ、日本発着の飛行機って本当に高い!同じルートでもローマ発になるだけで安くなるのです!
なんだか腑に落ちませんね。
今回またヴェネツィアに行くにあたり航空券をどうしようか考えたのですが、今回は帰国の日程が定かではないため、帰国便の変更が1年以内だと可能な航空券を探すことにしました。
しかし変更に融通がきく航空券は結構値段がするのです。
ですので節約のために発想を変えることにしました!
日本発の航空券を探すことをやめたのです。
大阪からまずタイまで片道のみでも安く購入できるLCCで行き、バンコク乗り換えにすることにしました。
そしてバンコクからベネツィア行きの1年オープンチケットを探したのです。
時間はその分かかるけど、そうすることでかなり安くなります!
大阪から飛んでいるバンコクまでのLCCの航空券は本当に安くて、片道2万円以下です。今回は荷物が多いのでExcess baggageを追加しましたが、それでもトータルで1万7千円でした。
色々なLCCの航空会社がありましたが、バンコク発の便でいくつかの良さげな航空会社の出発時刻と照らし合わせ、乗り継ぎの良い航空会社を選びました。
ヴェネツィア行きはLufthansaでバンコク発→フランクフルト→ヴェネツィア往復で座席指定をして8万円ちょっと。1年以内の変更可能です。これにしました!
Lufthansa便の出発時刻が23時なので、その前に乗り合わせに都合が良かったのがタイライオンエアの19時過ぎ着の便でした。
ただしバンコクではLCCの着陸がドンムアン空港となるため、Lufthansa便に乗り換えるためにスワナンプームまで1時間ほどの移動が必要です。
とはいえ私はタイの移動に慣れているのと、バンコクの空気が好きなのであまり苦ではありません。(普通はこの手間は結構面倒だと思います。)
今回予約した便でしたらドンムアンでカバンが出てくるのを待ってもスワンプーム行きのシャトルバスに20時には乗れます。するとちょうどチェックインの時刻にぴったり!
というわけで今回は
関空→ドンムアン→スワナンプーム→フランクフルト→ヴェネツィアの移動になりました。
ふー、長い!
私の場合限られた日程で旅行をする状況ではないのでこんなことが可能ですが…。
関空からヴェネツィアまでトランジットや待ち時間を含め合計で26時間!
飛行時間を足すと19時間です。
ちなみに前回の旅行では
関空→仁川→ローマ→ヴェネツィアで合計で20時間でしたが、ヴェネツィアへ行くテンションが高すぎて平気でした。
今回は赤道に近いタイ周りで行くことになったので大分時間がかかります。
大丈夫かな、私…。
この旅程を聞き、娘に
「その歳でしょっちゅう長い飛行時間かけて海外へ行っていて、しかもそんなに乗り継ぐの?!ほんまタフやね!」
言われました。
うん。確かに。元気でしょ?
と返しましたが、実はちょっと元気じゃないんです。
長いフライトしんどいかな。ちょっと心配。
もう一度イタリア語
私には15歳のイタリア国籍を持つ娘がいます。
ですので単純計算でもう16年以上イタリアの国やイタリア人と関わりがあることになります。
ですが娘のイタリア人の父親と知り合うまでは実はイタリア語もイタリアについてもほとんど知識がありませんでした。
そればかりかヨーロッパにも訪れたことはありませんでした。
ところが彼と知り合ってからは一気にイタリア世界に浸かることに。
夫と一緒にイタリア料理店を経営していた15年ほど前、暮らしていたタイの島にはかつてイタリア人観光客がとても多く訪れ、いつもイタリア人のお客さんで溢れていました。
私達のレストランはお客さんとの距離が近く、家にお客さんを招いた状況と同じようにホストとしておもてなししていたため一緒にテーブルにつき話したり飲んだりすることも多かったです。
それがとても喜ばれてイタリア人はほぼうちのレストランに訪れていたと思います。ですので私はいつもイタリア語が飛び交う環境にいました。
また多くのイタリア人長期滞在者がいる島でしたのでその人たちとも関わりがありイタリア語はとても短かな言語でした。
しかし私があまりにも英語が得意だったので夫と話すには基本英語となっていました。
私と知り合った頃はあまり英語の出来なかった彼もそのうち上手になりました。が私のイタリア語が英語ほどのレベルに達することはありませんでした。
それでもここだけは絶対イタリア語で話さなくちゃ!という時がありました。
イタリアで家族と一緒に過ごす時です。
娘のおじいちゃん、おばあちゃんはイタリア語しか話せません。
妹のタニアは英語が得意なとても面倒見の良い人で、私にとっては家族でもあり友達のような存在なのですが、込み入ったことは彼女に助けてもらっていました。(それは今でもそうなのですが)でもタニアもいつも近くにいるわけではなく、近くに住む親戚たちもほぼみんな英語が分かりませんでした。
ですのでイタリアの家族と過ごした時間が今まで生きてきて一番イタリア語を学べた時でした。
私と娘たちだけでイタリアの家に2ヶ月ほどいたこともあるのですがそれが一番上達した時だと思います。
そんなわけで当時はイタリア語もなんとか分かるようになっていました。
しかし残念なことに娘たちと3人で日本で暮らしだしてからこの8年ほどはイタリア語に触れる機会は無くなってしまいました。
去年の年末久々にローマに行きみんなと一緒にいると、あぁ、以前より大分イタリア語を忘れちゃったな…。と実感しました。
しかし!!
嘆いても仕方がありません。
とにかく向こうへ行ったらイタリア人ばかりなのです。
家族とだったらなんとかなるイタリア語ではなくきちんと丁寧なイタリア語を身につけなければ。
それに何よりも今娘が一緒に暮らしているおばあちゃんとも娘のことで込み入った話がしたいのです。
仲の良いイタリア人の知り合いにイタリア語をなんとかしなくては、と言うと、
いくつかYoutubeのLet's learn Italian!!的な動画のリンクを送ってきてくれました。
ありがとう♪
と思って視聴してみると
Ciao! Sono Tomoko, piacere. (Hi, I'm Tomoko. Nice to meet you.)
という感じのレッスンが始まりました。
ちょっと嫌な予感…。
は的中し、最後まで観ましたが私にはすでに知っているイタリア語ばかり。挨拶や数字などです。
うーん…。
そう言えばこの人とはいつも英語で会話していたため私のイタリア語を聞いたことがなかったかもしれないなぁ。
嬉しそうに「あの動画観た?役に立つといいね!」と言われましたが
えっとね、もう少しちゃんとした文章が話せるようになりたいの。と正直に伝えました。
すると知人は
え、意外とあなたイタリア語分かるのね!それじゃあこれからはイタリア語で話そう。と提案されました。
OK
友達同士の込み入った話ではない会話は聞いて理解することが出来るので問題ないんです。
ですがいざ話そうとすると文章にするのに時間がかかる!
イタリア語の動詞は変化が多く、また冠詞も英語より種類が多いのです。男性名詞なのか女性名詞なのか、また複数なのかで変わります。それをとっさに口に出すのは大変!
その日は即席でイタリア語のみで会話するレッスンとなりました。
あー!それにしても今日は頑張ったな。と知人に感謝し、翌日昨日はとても助かりました。ありがとう。とメッセージを送りました。
するとその英語で送ったメッセージへの返信はそれまでと打って変わって全てイタリア語に!!
マジか…。そう来るのね。
一部分からないところは英語にしイタリア語で返しました。
あまりにも全部イタリア語だとしんどいよ…。言えることにも限りがあるし。と思ったので、私のイタリア語は完璧じゃないよね、とチラッと英語で言い訳も加えてみたのですが徹底してイタリア語でしか返事はきません。というかそれに対してはスルーされました。
なんだか初めてこの人が鬼に見えたのですが、きっと今の私には必要なことなのです。
鬼どころか感謝しなければならないですね!
今まで色んな生徒さんに英語の学習において、ゆっくりでいいので頑張りましょう!と声かけしてきたことを思い返すと、そう言ってた自分こそが頑張らなくちゃ!!と突っ込みたくなります。
私も頑張ります!
イタリアへ行く準備
イタリア 行きを目指して、しておかなければならないことをTo do listにし準備を進めています。
もうそろそろ1週間も経てば10月ですね!時間が経つのは早い…。
気づけば涼しくなりました。
今回のイタリアでの私のミッションは
滞在許可証を申請し、住民登録する。そして家を借りる。
そしてその家を人を招ける形にする。(この間に同時進行でHP作成)
ここまでやったら一度日本に戻って来ようと思っています。
その間イタリア滞在中に必要なことを考えるとこんなTo do listになりました。
●国際免許証の発行
▲かかりつけの病院へ行く
●ネットバンキング登録
●携帯のSIMロック外す
●ヨドバシカメラで買物
薬局で買物
本屋さんで書籍購入
とあり、リストの●は完了しました。
あとは薬局と本屋さんです。
薬局では主に目薬や歯ブラシ(日本のものは毛先が細くて柔らか)など。
イタリア の歯ブラシはなんじゃこりゃと思うほど大きく、娘にも歯ブラシは送っています。
目薬とムヒはタイにいる時から日本に来たら必ず買うものです。あのスーッとした感じ、外国には無いんですよね。外国人にも大人気。
本屋さんでは今後必要になるHP作成のマニュアルを購入しておこうと思っています。
今はまだ日本の生活とイタリア 行きの準備で忙しいためウェブサイトは手付かずのままですが、あちらに行ったら腰を据えて作ろうと思っています。
あとはかかりつけのお医者さんでお薬を貰えばOKかな。
そしたら荷造りに入ります!
イタリアでモバイルルーター
モバイルルーターってご存知ですか?
持ち運びができ、家の外にいてもPCやガジェットにwifiを飛ばしてインターネットにつなげられる機械です。
(かなりざっくりな説明ですが機械には疎いのでご勘弁!)
よく海外に行く際に海外でインターネットが使えるようにwifiをレンタルしますよね。あの機械です。
最近そのルーターについて調べていました。
今日本で使っているiPhoneはすでにSIMロック解除をしたので現地のSIMカードを購入すれば使えますが、オンラインで英語を教えているために使っているPCをネットに繋ぐことも必要です。
とりあえず一ヶ月の短期で借りたアパートにはwifiがあるのでなんとかなるかな。と思っていたのですが、私がイタリアに着いて一週間は前に住んでいた人が出た後の掃除が入るらしく、それに一週間かかるそう。
マジか?!
ということで急遽到着後1週間はairbnbで部屋を探しました。
そんな時普通
あー、一週間宿代を余計に払わなきゃいけない。
と思うのかもしれません。
今回の場合はその地域のairbnbの家にも興味があったため、ま、いっか。どんな感じかを知れるいい機会になるな。と考えることにしました。
人を家に招く仕事をしようとしている私にとっては勉強代です。
ただその家にはwifiが無い…。
そうです。私の家は絶対wifi完備する!とまず一つ目の勉強となった訳です。とほほ。
そこからwifiコネクションをどうするか考えたり調べたりしました。
調べていると、日本に一時帰国中使用していたHuaweiのSIMフリーのポケットwifiをイタリアに持ち帰った方のブログが見つかりました。イタリアでSIMを差替えて使えたとのことなのです。
これだ!
とりあえず短期間のみ必要なだけだし、なんなら今後も移動中のwifiとして使えるし便利かな?
そこで今度はそのルーターをどこで購入するべきか考えました。
どうやらイタリアでもモバイルルーターは売っている。でも日本で買っていこうかな…。
うーん。悩みました。
向こうでSIMも一緒に購入すれば特に最初の設定などで面倒なことが無いかな。と思ったのです。だけど、やっぱりこういった機械物は日本製の方が優れているはず。もしイタリアの店頭に質の良い物があったとしても高そう。とも思ったのです。
実際日本のアマゾンで売っていた同じ商品がイタリア アマゾンで倍ぐらいの値段していいました。
そしてどうやら、向こうではあまりポケットwifiは主流じゃ無いということも分かってきました。
確かに日本人の様にカフェやワークスペースのようなところでPCを広げて仕事をしなさそう…。ましてコーヒー飲みながらだなんて。
家やオフィスの外に出たら仕事はしない!からなのでしょうか。失礼かもしれませんがあながちそんな理由からのような気がします。
イタリア人にも聞いたのですが、
そうだなぁ、外でPCねぇ。もし仕事なんかで使う必要があるならwifi barに行くんじゃない?アペリティフも飲めるし。
だそうです。アペリティフって、お酒やん…。
これだけ必死に外でもどこでも自分の仕事をしようと思って色々と調べているこの私との差…。
結局そんなこんなでルーターは日本で買っていくことにしました。
やっぱり…。日本製にしておきます!
実際使ってみてどうだったかは後日検証してお伝えしますね!
生徒さんに育てられる
英語を教えているとたくさんの生徒さんと出会う機会があり、人が大好きな私には人と関わるお仕事をさせていただき本当に恵まれているな。と思います。
先日は個別にマンツーマンで教えていた生徒さんとの最後のレッスンでした。
この生徒さんとは3年ほどお付き合いがありました。
実は3年半ほど前、ずっと勤めていた英会話スクールを辞め、娘と過ごす時間を増やすために土日が休みで9時5時勤務の仕事に転職しようと思ったことがあったのです。
ただ英語を教えることは続けたかったため、カフェでマンツーマンで教える講師として登録しました。
結局上司のはからいで勤務シフトの変更が叶ったため、スクールを辞めることはなかったのですが、カフェのマンツーマンレッスンはスタートしました。
彼女はまだその頃登録して間もない私を選んで下さった生徒さんです。
とても真面目で英語の知識もある方でした。
その頃は出張で海外へ行くこともおありでしたが、外国人の言ってることが分からないとのことでした。
知識はあるけど会話になると相手の英語が聞こえないという方はとても多いのです。
ヒアリングとご自身の英語の発音をなおす訓練をすると熱心にそして素直に取り組んで下さっていたため彼女の話す英語はとてもスムーズになりました。
月に2、3回お会いしレッスンを続ける中でお仕事の話やプライベートで起きた出来事を英語で話して下さったり、またその後ご結婚されたりご懐妊されたりと人生の歩みもお伺いしていたため、とても愛着のある特別な生徒さんでした。
これまでお仕事やプライベートがお忙しくなったこともおありでしたが、それでもレッスンを受けることは辞めず月に一回でも受講して下さっていました。
10月にイタリアへ行くにあたり最後のレッスンとなった日、
今後お会いすることが無くなると思うと別れ際とても寂しくなり少し涙が出ました。
あくまでも私は教える立場でありますが、生徒さんから与えてもらうこともとても多くさんあります。
よく、子供が親を親になるために成長させてくれる。といったことを言いますが、講師も同じで生徒さんに講師として成長させてもらっているのだと思います。
そして何より充実した時間を与えて下さっています。
そう思うと今まで教えさせていただいた生徒さん達皆さんに感謝しきれません。
愛里さん、今まで本当にありがとうございました。